本底を貼付けてから、事前にウエルトの上面に目付車で出し縫いを行う印をつけたり、本底の銀面を薄く漉いて溝起こしをおこなっておきます。
出し縫いは出し縫いの針を使って、目付車で付けた印の谷になった部分に一つひとつ穴をあけてから、写真のように糸に付けた針(この例ではナイロン針)を穴に通して縫っていきます。この出し縫いでウエルトと本底を縫い合わせて行きます。
目付車は色んなピッチの種類の物が有ります。写真の物は1インチ幅に11個のステッチが入る目付車を使っています。
出し縫いが終わった状態です。縫い目が揃っていると奇麗ですよね!
本底の面は、写真のように溝起こしを塞いでいるので、縫い目は見えません。
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